ラミクタールとてんかん症状について

てんかんは、繰り返し発作を起こす脳の病気のひとつです。てんかん発作の症状は、突然倒れて意識を失って口から泡を吹いたり、全身を痙攣させたり、身体全体や身体の一部分がビクッと動いたり、急に体の力が抜けてしまって倒れたりなど様々ですし、発作の時間も数秒で治まることもあれば数分以上長く続くこともあります。そもそもてんかん発作というのは、突然脳の一部の神経細胞がショートしたように、異常な電気発射を起こすことが原因なのですが、その異常が脳のどの範囲で発生するのかという点によって症状に違いが出てくるのです。これらの症状は一過性のものであり、発作が治まれば回復しますが、迅速な治療が求められます。てんかんの治療は抗てんかん薬による薬物治療が中心です。抗てんかん薬の中でも特に処方されている薬がラミクタールです。ラミクタールはてんかん発作を予防する医薬品であるのと同時に、躁うつ病の維持療法にも用いられています。てんかんの部分発作だけでなく、様々な症状のてんかん発作に高い効果が期待できるのが特徴です。脳のNaチャネルをブロックし、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質を阻害することで、痙攣などの発作を予防できますし、レノックス・ガストー症候群と呼ばれる小児てんかんのような、治療が困難なてんかんに対しても効果があります。また、半減期が約31時間から38時間と長く、他の抗てんかん薬と併用することで延長することも可能です。そして、ラミクタールは、口腔内崩壊錠なので水無しで服用できる点が非常に便利です。ただし、ひとつ注意点があります。皮膚障害の副作用があるので、口内炎や発疹などの皮膚や粘膜の異常には充分注意が必要です。